-蝸牛 Katatsumuriについて-

 

奈良の世界遺産、東大寺や春日大社にほど近く、近鉄奈良駅から北に15分ほどの法蓮町、そこで静かな佇まいの古い民家と出会いました。この家と出会った瞬間、ギャラリー・カフェのイメージがごく自然にふわりと広がりました。それがカフェ・ギャラリー 蝸牛 katatsumuriの始まりでした。

 

 

 

戦前に建てられたというこの建物には、かつて住んでおられた俳人さんの日記や俳句集などが大切に保管されており、その俳人さんの雅号でもあった「蝸牛」(かぎゅう・かたつむり)それがこのギャラリー・カフェの名前です。カタツムリ=片目をつむって心の眼で感じるスペースにしたいと言う意味も込めています。

 

 

 

建物の雰囲気はそのままに、改装しました。改装にあたっては多くの友人が壁塗りやペンキ塗り、家の整理などを手伝ってくれました。みんなのあたたかい気持ちで出来上がったギャラリー・カフェです。

 

 

 

 

新たな展開を求める若手作家達に、低コストで場所を提供出来る貸しギャラリーと、展覧会を見に来た人たちがホッと一息入れられるようなカフェ空間。

アートと食、その両方の視点から新たな繋がりと展開が期待される、可能性のたくさん詰まった空間です。